小3の長女が英検2級合格しました!
先日、2021年度第3回の英検結果発表がありました。
小3の長女、英検2級に合格しました!
準2級に合格したのが1年前。
これまでの経過を改めて振り返り、今後の英語学習について考えていきたいと思います。
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準2級に合格してから取り組んだこと
1年前に小2の時点で準2級に合格したのですが、当時、試験前にはパス単や過去問の繰り返し学習を2ヶ月くらいやりました。
本人にも親にも勉強疲れ?みたいなところがあり、しばらく「英語の勉強」みたいなことはしない方がいいのかな、と思って半年くらいは次の二つの教材だけやってました。
・エンジョイシンプルイングリッシュ
NHKラジオ エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 2022年 4月号 [雑誌] (NHKテキスト)
・オンライン英会話
エンジョイシンプルイングリッシュは、和訳なしで「英語を英語のまま理解する」というコンセプト。
取り上げられる教材も、落語、こどもサイエンス、日本の古典、伝記と幅広く、とても楽しい内容になっています。
英検3級程度から十分理解できます。
長女は特に古典が気に入ったようで、南総里見八犬伝はより詳しい現代語を買って読みんでました。
10月くらいから、過去問とパス単を始めました。
リーディング、特に長文問題に全く歯が立たず、これは長い道のりになるかなと思いました。
文法が全くデタラメなので、長文の中でSとVをピックアップする練習もしました。
しかし、リスニングは何故か8割以上の正解率。
わかっているのかわかっていないのか、きちんと日本語で説明することができないので、なぜ答えがあっているのかこちらにはわからず、とても不思議な感覚でした。
そして、どうやら英語でそのまま理解しているらしいと気がつきました。
試験の結果
・一次試験
リーディング 17/38 45%
リスニング 28/30 93%
ライティング 14/16 88%
リーディングはトホホの結果でしたが、リスニングに圧倒的な強みを見せて、全体ではG2+7で余裕の合格でした。
・二次試験
リーディング 3/5
Q&A 22/25
アティテュード 3/3
リーディングがやはり今ひとつだったようですが、質疑応答はオンライン英会話を3年間続けた成果が十分に反映されて、全体としてはまずまずの高得点でした。
反省と今後の方針
「英語を英語で理解する」ことは、生活言語レベルでは十分達成できていることがわかりました。
しかし、学習言語としては、語彙も文法もまだまだ十分とは言えません。
つまり、幼児レベルの英語にとどまっているということです。
リーディングの点数から見ると、試験前にがんばってやらせた「パス単」とSVなどの文法は、ほとんど点数アップにつながりませんでした。
私自身が、英文読解から英語に入ったクチですので、どうしても文法や読解が気になってしまうのですが、私がやってきた英文読解の手法をそのまま押し付けても、あまり意味がなかったようです。
せっかく「英語を英語で理解する」ことが出来つつあるのに、文法や単語を学校英語の手法で詰め込もうとしてしまいました。
日本の伝統的な英語教育の手法・受験勉強の手法を、小学生に適用しようとしてしまったことは、英語ギライを生み出す可能性もあり、大いに反省しなければいけないと思いました。
今後は、学習言語の獲得に向けて、英語を使って語彙を広げていくことを試みようと思います。
教材としては英英英単語か、速読速聴シリーズがよさそうです。
速読速聴・英単語 Core1900 ver.5 (速読速聴・英単語シリーズ)
また、エンジョイシンプルイングリッシュとオンライン英会話は続けて行きたいと思います。
オンライン英会話は、今の長女のレベルではネイティブ講師でなくとも、フィリピンや東欧圏の講師で十分なようです。
まとめ
東京では小2、小3での英検2級程度はそれほど珍しくないのかも知れませんが、当地ではまだ数えるほどです。
実際に、長女の小学校でも英検2級どころか準2級も6年生まで見渡してもほとんどいないようです。
もともとあまり利発とはいえなかった(むしろちょっと頭が弱いかな?ぐらい)長女ですが、このような得意分野を持つことは本人の自己肯定感向上に大いにプラスに働いたようで、学校での勉強はじめ、ほかの習い事や生活全般に積極的な姿勢が見られるようになりました。
長女がインターナショナル系のプレスクールに通い始めた当時は、幼保無償化も始まっておらず、高額な出費に驚いたものです。
しかし、今となっては、将来の受験の準備になるのみならず、本人の自己肯定感の向上にも繋がるのですから、有意義な教育投資であったと断言できます。
その幼保無償化も、いよいよ所得制限がかかるのではないかと噂されるようになりました。
制度のバグを利用するのは早いに越したことはありません。
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