小2の長女が英検準2級合格しました! - コスパのよい小学生低学年での英検準2級合格の方法
昨日、英検準2級の二次試験の結果がネットで発表されました。
小2の長女ちゃん、無事合格してました!!
あまい威張れるような成績でもありませんが・・
ともかく、英語で教育を行う幼稚園(インターナショナル系プリスクール)に入れることからはじめた英語の幼児教育は、一応の目標を達成したようです。
本人は相変わらずぼんやりしており、一次試験合格の時にご褒美にかってあげた任天堂スイッチで、あつまれどうぶつの森をダラダラやっています・・・
これまでの道のり
・年少の途中からインターナショナル系プリスクールに入園させました。
softmachinelegacy.hatenablog.com
ぼんやりしたまま卒業しました。
・卒業後は、公立の小学校へいきました。
・英語環境がなくなったので、オンライン英会話を始めました。
・国語の読解力が年相応に発達してきたことが確認できたので、英語力の維持向上のために英検を受けることにしました。
softmachinelegacy.hatenablog.com
小学生のうちに英検準2級、が英語の早期教育のひとつのめやすになる
幼児期から英語の教育をはじめた場合、英語が学習言語として後々まで生き残れるかどうか、の一つのめやすが「英検準2級」になるようです。
これは、インターナショナル系プリスクールに通園させたのち、家庭で英検受験を指導した親としても、深く納得できます。
英検3級までは、インターナショナル系プレスクールに通園していた子供はそれほど苦にしません。
それはリスニングに圧倒的な強みがあるからです。
あとは過去問を何回かさらって、問題の形式に慣れるだけです。
しかし、準2級については、一味違います。
抽象的な語彙が急激に増えるので、プレスクールで使っていた語彙ではとても間に合いません。
また、関係代名詞を使った入れ子構造のある構文も頻繁に出てきます。
語彙と構文、この2つが大きな壁になっています。
準2級をパスする力があれば、語彙次第で大抵の英文の文意は掴める、ということかと思います。
小学生での準2級合格の意味ー生活言語と学習言語
外国語教育では、言語のレベルは「生活言語」と「学習言語」に分けて考えられています。
生活言語(Basic Interpersonal Communication Skills)
日常的かつ具体的で認知的要求の低いレベルの言語運用能力
つまり、日常生活レベルの言語力
学習言語(Cognitive Academic Language Skills)
文脈への依存が低く抽象的かつ認知的要求度の高いレベルの言語運用能力
つまり、中等教育から高等教育に耐えうる言語能力
小学生での英検準2級取得は、次のことを意味します。
①生活言語が習得できたこと
②学習言語への移行の準備ができたこと
多くの日本人が、生活言語のレベルの英語を習得することができません。
学校での英語教育では、生活言語の習得をほとんどすっとばして、学習言語として英語を学習します。
小学生で、生活言語としての英語の基盤があれば、その後の学習にもかなり有利にさようするでしょう。
コスパのよい早期英語教育ー小学生での英検準2級合格をめざして
これまでの経緯から、長女に施してきた早期英語教育は、かなりコスパがよいのではないかとおもいます。
小学生のうちにある程度の英語力を身につけ、その後の中学受験~大学受験を有利に運ぼうという家庭には、是非参考にしてほしいと思います。
・インターナショナル系プレスクールに入れる
→生活言語の獲得
softmachinelegacy.hatenablog.com
・小学校入学後は、オンライン英会話を続ける
→生活言語の維持
・小学校での国語学習が進んできたら、英検受験を始める
→学習言語の学習へ切り替え
この3ステップを踏むことにより、効率的に生活言語を獲得し、学習言語の学習へ進めることができます。
ネイティブの講師をつけたり、週1回の英会話学校にだらだら通うより、コストもかからないはずです。