上級国民への道blog

投資や教育関連、時代小説や戦記物など 

2019-01-01から1年間の記事一覧

国がなくなったらどうなるのか?子供たちに伝えるべきこと

国家の庇護を失ったのが難民 現代の日本人にとって、国、あるいは国家とは空気のようなものであり、普段はその存在を意識することはほとんど無いのではないでしょうか? 日本は法治国家であり、法治で国民の生命と財産を保証している。 裏社会など極一部に異…

日本人の身分制は生活習慣に根ざしている

日本人が作る社会は、当然のことながら日本人家庭の生活習慣に深く根ざしています。 したがって、結果的に出来上がる身分制のような構造も、生活習慣から立ち上がってくるものだと言える。 子どもの将来は「寝室」で決まる (光文社新書) 作者: 篠田有子 出版…

教育費と幸福について

お金と幸福の関係 お金と幸福の間にはどういう関係があるのだろうか? 幸せとお金の経済学 作者: ロバート・H・フランク 出版社/メーカー: フォレスト出版 発売日: 2017/10/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 本書によると、アメリ…

学歴の投資効果とは?

学歴は所得格差を生み出す 戦前は学歴によって身分が振り分けれ、収入もほぼそれに対応していた。 softmachinelegacy.hatenablog.com 高度成長を経て高等教育が大衆化してもなお、40台後半~50台で、大卒男性の賃金は高卒男性の1.5倍になるとのこと。…

身分の振り分け装置としての学歴

身分としての上級国民 江戸時代ではおおよそ100石どり以上の上級武士がほぼ固定化された階級で、人口の1%程度でした。 またヨーロッパの貴族といわれる階級も人口の1%程度であり、上級武士とほぼ対応していました。 この1%前後、という数字がポイントです…

学校の中にも身分制度があった

学校の中にも身分制度があった 2000年代の後半から自然と普及し始めた「スクールカースト」という奇怪な用語は、学校の中で自然に身分制度が形成されることを、本当にずばり表現しています。 スクールカーストの正体: キレイゴト抜きのいじめ対応 (小学…

身分制度はまだ生きている

身分制を色濃く残す日本社会 「近代社会」では、身分や性別・出自など生まれ持った属性でなく、個人の能力に基づいた労働の成果で収入が決まることになっている。 ところが、日本においては、この近代社会の原理原則に反する事例がしばしば見られます。特に…